韓ドラ界隈で「あの日の君と」がおもしろいと話題になっていたので、久しぶりに中国ドラマを開封~
「あの日の君と」の感想をつれづれ書いてみます。
話数が多い分贅沢な作り
いやー長かった。
でもすごく良かった。
10話前後で終わる韓ドラに比べて圧倒的な話数の32話。慣れてないので長い!
韓ドラと同じく8話~10話あたりでひっつくペースで見ていると痛い目にあいます。
序盤、なかなかひっつかないし、スローペースだし、いつ引っ付くの?と、途中ネタバレあらすじを調べそうになった(笑)
でも話数がある分、いろいろなアングルのカットが贅沢に挟まれていたり、雰囲気づくりがとても素敵。
ロープウェイやモノレールの光の演出とか、すごく良い。ボロいアパートも、なんだか昔の香港映画を彷彿とさせてオシャレなんだよね。
しかし、内陸だけど重慶ってあんなに大都市なんだね。上海や北京、深センだけじゃないんだな〜
とにかくおしゃれな演出と豊富な回想シーンで主演2人の絆がこれでもかーというくらい視聴者にも伝わる。
とっても贅沢な時間でした。
日本じゃこんなに贅沢に間を作れない。
そして個人的に五月天の主題歌もドラマにマッチしていてすごく良かったです。
中国の女優さんがかわいすぎる
主演のウェンイーファン役の女優さんが本当にかわいい。
かわいいし綺麗し、細いし、高校生役の時は高校生に見えるし。大人の訳は少し色気もあって素敵だし。
ねえなんであんなにかわいいの?
普段の服装もラフなのにかわいいし、部屋着姿もめちゃくちゃかわいい。
ねえ、なんでこんなにかわいいの?(しつこい)
ブスがやるとあざとく見えるしぐさも「はぁ~かわいい♡」と女の私も思ってしまうし、もう何やってもバイジンティン扮するサンヤンはウェンイーファンがかわいくて仕方がないんだなーというのが伝わってきます。
あと、ドラマってどんなに美人でも美人として描かれないことも多い中、ちゃんとウェンイーファンはストーリーの中で美人として描かれているのも良かった。そうなのよ。美人だよ。彼女。
同じ東アジアでも中国、韓国、日本、それぞれ好みの顔って違うんだなーというのがドラマや映画の俳優さんを見ていると思うのですが、私は圧倒的に中国の俳優さんの顔が実は好みだったりします。
宮崎あおい系のわかりやすいかわいい美人がゴロゴロ。
さすが人口14億から選ばれし美形たち!
女優さんがきれい、好みというのは、ドラマを見る上でとても重要で、どうしてもいまいちだと「え?なんでこのイケメンがこの子好きになるの?」と思ってしまうんですよ。
かわいいともう何も言えない。BBAは黙るしかない(笑)
バイジンティンのここが良い!
そして男主のバイジンティンですね。彼の目の演技が好きです。
正直、お顔はバイジンティンの大学時代のルームメイト役でニノに似てる彼の方が好き(俳優さんの名前調べてもわからなかった)
でも私は見逃さなかったよ。彼の目の演技。
バイジンティン演じるサンヤンは登場からずーっとスカしてるんですよ。ウェンイーファンに捨てられたことが悲しかったんだよね。ずーっと伏し目がちで、ちょっとカッコつけてるような雰囲気。
でも、高校時代のサンヤンの演技になると、もう目からイーファン好き好きが溢れてしまっていてかわいいんです。
で、ウェンイーファンの気持ちを確信して、2人の思い出のヌードル屋に入ってきた時のサンヤンの目よ!
あのスカしたサンヤンの目じゃなくて高校時代のイーファン好き好きの優しい目に変わっていて「うわあああ!高校時代のサンヤン戻ってきた!!」と思いましたね(わかる人にはわかるよね?)
あと、キスシーンもうまい!
最初の観覧車のキスシーンは「あれ?もしかしてキスシーン下手?」と心配になったけど、それ以降は言う事ありません。キスシーンも文句無し(キスシーンに厳しいのですみません)
テーマが一貫していて見やすかった
私はどろどろしたストーリーが苦手なのですが、ドロドロしすぎていないのも良かったです。
悪いやつは最初から悪い奴で。良い人は本当に暖かくて良い人。テーマも一貫していて見やすかった。
最後母親と和解するのかな?とも思ったけど、和解しないところも私は好きでした。そんなに甘くないよ。子供を捨てたあなたはちゃんと痛い目にあってください。という感じ。
あとさ、ちょっとエロい
特別エロいシーンがあるわけではなく普通にラブシーンなんだけど、サンヤンがケガをして体を拭いてあげてるところからのキスシーンとか、バレリーナの恰好のまま帰宅して、そのままベッドとか。
人間の潜在的なエロ心に忠実というか。アジアのドラマだけれど、そういったところにちょっとまた違うエロを感じました(嫌いじゃない(笑))
全体的にとても満足して見られた作品です。
「あの日の君と」の姉妹作「ひそかな恋は曇りのち晴れ(偷偷藏不住)」もあるみたいなので、まずはそちらから近々見たいと思います。