私は韓国ドラマを「英語音声+英語字幕」で見て英語学習をしています。
気に入った作品については、見終わった熱い気持ちを記録しておきたく勝手な感想を書いています。
なるべくネタバレにならないように意識していますが、気になるところがあったらすみません。
本記事では、二十五、二十一(Twenty-Five Twenty-One)の感想を書いてみます。
二十五、二十一(Twenty-Five Twenty-One)の基本情報
「二十五、二十一」
【英題】Twenty-Five Twenty-One
【年度】2022年 全16エピソード(1話約70分)
【ジャンル】ロマンス
【出演】キム・テリ、ナム・ジュヒョク
【視聴可能】Netflix
【英語吹替】あり
【英語・日本語字幕】あり
【Googleユーザー評価】96% のユーザーがこのテレビ番組を高く評価しました
明るい未来を夢見ることが難しい時代。必死で夢を追いかける若きフェンシング選手は、どん底からはいあがり、人生を立て直そうと懸命に働く青年と出会う。
「ミスター・サンシャイン」のキム・テリと「スタートアップ」のナム・ジュヒョクが出演する、若者たちの挑戦と成長を描くドラマ。
引用:Netflix公式より
二十五、二十一のあらすじ(管理人解釈)
IMF(アジア通貨危機)で倒産が相次ぎ、多くの人が貧困に喘いでいた1998年の韓国が舞台。
主人公のヒド(キム・テリ)はフェンシングに情熱を傾ける18歳の高校生。
イジン(ナム・ジュヒョク)は裕福な家庭に育ちましたがIMFで父親の会社が倒産。借金を抱え家族がバラバラになった4歳年上の青年。
ひょんなことから二人は出会い、ヒドの高校のクラスメイトたちと共に交流を深めます。
フェンシングに注ぐヒドの情熱。ライバル関係。仲間との友情。恋愛。時代に翻弄されながらも、明るく前向きな姿に勇気がもらえる作品です。
こちらのティザーはフェンシングにフォーカスしすぎていますが、内容はつかめると思います。
二十五、二十一の感想
いやー、良かった。本当に良かった。大好きな作品がまた1つ増えました。
90年代がメイン舞台なのでオープニングをわざと古臭く作っていたり、主演の2人の顔があまり好みではなかったため(こらこら)1話目で脱落しそうになりましたが、2話目から急にストーリーに引き込まれました。
3話目で「これは名作なのでは?」と確信。(頑張って3話まで見てください)
ポケベルから携帯電話に移行する時代で、公衆電話がたくさん登場したり、いろいろ不便なところもまたすごく良かった。ドラマの中で流れる音楽も90年代と現代っぽさを行き来して絶妙。
見ていただけるとわかると思うのですが、
青春感満載なのよ。
とにかくみんな笑顔がキラッキラ。
主演2人も途中から池脇千鶴と高橋一生に見えてきて、もう後半は大好きな2人に。(ヒド役のキムテリさんは32歳だそう!高校生にしか見えない!)
日本の「白線流し」をちょっと思い浮かべてしまう、若者の夢や葛藤、希望がまぶしく感じる青春ストーリでした。
ヒドの娘が母の日記を読み進める形でストーリーが進んでいくため、1998年~2021年までの彼らが追える物語構成です。
ヒドの青春時代と現代の切り替わりもすごく上手に作りこまれていて心地よく、余計に青春時代のまぶしさや儚さが際立ちます。
ヒドとイジン、ヒドとライバルのユリム、ヒドと同級生の仲間の信頼関係が作られていく過程が、大切にゆっくり描かれているので、とにかく感情移入してしまう。
丁寧に描かれている分、後半に入るといろいろな伏線回収もすごい。
後半は切なすぎて最後まで完走できるか心配でしたが、ものすごく良いドラマを見せてもらった満足感でいっぱいです。
通常の韓国ドラマは先を見たさに次々行きたくなりますが、このドラマは「一話一話大切に堪能したい」と思ってしまって、感情移入しながらスローペースで見ました。
欧米のドラマには絶対ない「これぞアジアドラマ!」という私の大好きなジャンルでした。
最後に
「二十五、二十一」の感想を書いてみました。
私は韓国ドラマを英語学習に利用しているのですが「二十五、二十一」は難しい単語もあまりなく、比較的見やすいドラマだと思います。
そして、なぜかこのドラマには「日本語」「英語」だけでなく「イタリア語」「スペイン語」「タイ語」「ポルトガル語」「フランス語」「ドイツ語」の吹替まであるんです!
他の言語を勉強されている方にも良い教材になるように思います。
「二十五、二十一」はNetflixで見られます。英語吹替・英語字幕・日本語字幕もあるので、英語学習にも最適!気になる方はぜひ!
Netflixのリンクに飛びます二十五、二十一